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シートクッション ヘタリ補修

難易度指数:2 パッドを挟むだけ

使い込んだシートは沈みが大きく、座り心地が悪くなってきます。多走行車両はもちろん、20年以上経過した車両は走行が少なくても、大抵運転席シートがヘタっています。新車の状態を知らなくても、助手席と比べればすぐ判ります(助手席だって少しはヘタっている)。

ヘタったシートクッションは、長時間座っているとお尻が痛くなったり、大き目の揺れで底突き感が出てきます。更に、座った時の沈み込み量増加により、シート表皮が伸びて張りが無くなったり、縫い目から破れが発生することがあります。

ここではヘタったシートクッション(シート座面)を簡単にシャキッとさせる方法をご紹介します。

 

1.構造

表皮の内側は、パッドとスプリング、フレームで構成されています。

シートのヘタリは、パット材とスプリングのヘタリから発生します。特にパッド材は経年劣化でヘタリを加速させているようです。

そこで、純正パッドとスプリングの間に、パッドを追加挿入し、俗に言う「アンコ増し」をしてみます。

2.取り外し作業

2-1.フロントシート取り外し

シートは1脚につき4本のボルトでフロアに固定されています。230以前の車両では、フロア下部からナットを緩めるだけでシートASSYは外すことができます。330以降は室内側からボルトが外せます。

【手順】

  1. フロアの作業穴を塞ぐシールカバーを外す。
  2. ナットを外すと、シートASSYが外れる。
    ※シートASSYはシートバック(背もたれ)の関係で後ろ側に重心が偏っているため、最後のナットを外すと、後ろに倒れる出す場合があるので注意する。




フロアの下側からナットを外す。


ナットを全部外すと後ろ側に倒れる。

2-2.パッドの準備

追加する補修用のパッドは、ホームセンターで切り売りしているものを使用しました。

殆どはカーペット売り場にあります。クッション材に使うものなので、今回の用途は正当なものと言えるでしょう。

厚さは16mmで、1mで約\800でした。

予めシートの裏側の挿入可能な範囲を確認し、20~40cm四方にカットします。今回は約1mX1mで購入したので、9枚分切り出すことが出来ました。

 

3.パッド挿入

右がシートクッションの裏側。
純正パッドとS字のスプリング(メアンダスプリング)の間にパッドを追加挿入します。

画像ではちょっと斜めっていますが、このあともう少し位置を修正。

ヘタリが酷い場合は、2~3枚重ねます。このシートは底突き感があったため、1枚ではイマイチ。結局2枚重ねにしました。

4.座り心地

パッド追加挿入後は、シートクッションがパンと張った感じがします。座ってみると、大きな沈み込みは解消され、少し座高が高くなった気分。ルームミラーも要調整です。指一本くらいでしょうか。

 

 

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