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サイドブレーキ調整

難易度指数:2 イコライザ部の調整は難易度3以上あります

1.調整部位

サイドブレーキを調整する場所は2ヶ所あって、ワイヤー伸び等で普段調整する場所B部ですが、ホイールシリンダを脱着した時や、アクスルシャフトベアリング交換した時などはA部の再調整が必要な時もたまにですがあります。
B部はチョー簡単、A部はハマルと厄介ですが、A部が調整不良となると、ブレーキシューの自動調整機構が正常に作動しないことがあります。なお、最終的にサイドレバーを20kgで引いた時、ストロークが110mm(9〜11ノッチ)というのが、基準値です。

2.B部調整

右リヤドア付近から床下に潜り込むと、画像の様なものがあります。10mmのスパナでロックナット緩め、四角い部分(ターンバックル)を回転させて調整します。

3.A部調整

まず、後ろ左右両端のロッドを外し、下図B部のターンバックルを十分緩めます。
画像の様に、右後輪側のロッドを引っ張って、ピンがちょうど入る位置に調整します。
下図の「F」の長さを234mmになるように、左後輪側のロッドを調整します。
ピン(まだ割りピンは付けない)とリターンスプリングをすべて取付け、サイドを数回作動させ、もう一度ピンを抜きます。スンナリ抜ければOK。変に突っ張っていて、そのままピンが再挿入できなければNGです。OKならB部の調整して終わりです。

 

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