適用車種 |
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*; 残念ながら2010年頃に製廃となっていることが確認されました。
難易度指数:3 | インチ&ミリのネジに注意 |
1.目的
クルマのあちこちに使用されているゴム部品。これの経年劣化から色々な不具合が出てきます。オイルなどの液体類の漏れ、風切り音、騒音、振動etc・・・
エンジンを載せているエンジンマウントもゴムの塊で、劣化するとエンジンの振動がボディーに伝わりやすくなってくるのです。私の130もこれのヘタリが原因と思われるアイドル時の振動が目立ち、同乗者から「すごい揺れるね」と言われてしまいました(笑)
そこで新品に換えたいと思い調べて行くと、130では製廃、230ではまだバックオーダーを掛ける事が出来ますが、430用の部品を流用することが出来ましたので、その報告を致します。
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まず、現物確認。 |
2.流用にあたって
他部品を流用する場合、本体およびその周辺部品の形状、材質、性能を調べてから判断しなければなりません。今回の場合は材質、性能は問題ないので、形状がカギとなります。
130〜430(すべてL型エンジン搭載車)までの変遷を辿ると・・・
適用車種 | 形状等の特徴 | 取り付け上の互換性 | 部品番号上の互換性 | 新品部品の供給(01.9現在) |
130 | ネジがインチ | 製廃 | ||
230 |
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130用とは有り |
130用とは無し |
入手可 (やや入手困難) |
330 | 前後ストッパ追加 | 230用とは有り | 230用とは無し | 430用で供給 |
430 | ストッパの形状変更(強化) | 330用とは有り | 330用とは有り |
*; 残念ながら2010年頃に製廃となっていることが確認されました。
これを見るとエンジンやサスペンション形式が同じことから、互換性があるのです。しかしながら部品番号上の互換性となるとなぜか繋がっていません。
次に現物で比較します。 左は430用、右が130用です。ストッパの形状変更によりすこしゴツクなり、全高も数ミリですがアップしています。特にサスペンションメンバーと合わさる部分の板厚が増え、しかも二枚重ねになったことから、取付ボルトを長いタイプ(20mm→25mm)にしなければなりません。二枚重ねとなったのは430からで、330以前は長さ20mmのボルトが使用されています。 |
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また注意点としては130のネジで、基本的にはすべてインチサイズとなります。69年のマイナーチェンジで新L20となったことで、エンジンのみミリネジ化された後、230以降はエアコン配管の継手以外、原則ミリネジ(メートルネジ)となりました。130で230以降の部品を流用する場合、この点を考慮しないと装着することが出来ません。
型式 | マウント以外の変更項目 | 部品番号 |
130 |
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230〜330 | サス側ボルトを25mm長のものに変更 |
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3.取り付け
最後に交換手順です。片側ずつやりましょう。