ホーム > 投稿コーナー > 20. リヤホイールシリンダ流用情報
掲示板からの抜粋です。時系列は掲示板とは逆で、上から下に向かって進みます。また、本題と関係ない箇所は省略しています。先に結論を確認したい場合は、最後の「管理人より」を参照ください。
ホイールシリンダ流用投稿者:佐藤 投稿日:2020年 5月29日(金)21時02分7秒 ntsitm302221.sitm.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp |
それは新発見ですね投稿者:ながた 投稿日:2020年 5月30日(土)14時53分11秒 210-194-196-249.rev.home.ne.jp |
佐藤さん>本文に「ながた」をいれると弾かれるのですか。私のPCやスマホでブラウザを複数切り替えてやってみたのですが、現象がでませんでした。「さん」「さま」などの敬称入れたりとかいろいろやったのですが・・・ とりあえず、NGワード設定をリセットしてみたので(もともとヒットしそうなものは無かったが)、これで様子見したいと思います。まだヘンだったら教えてください。 さて本題ですが、私もヤフオクなどでS30系ホイールシリンダを見る機会があって、前から気にはなっていました。1970年前後の日産車の乗用車系リヤブレーキはまぁ、だいたい似たり寄ったりの形状をしていて、流用できそうに見えます。しかしバックプレート面に当たる部分の形状、寸法がクリアできるか裏が取れず、スルーしていたんです。 ブレーキチューブとブリーダーの位置関係が逆ですが、チューブのほうはこれくらいなら問題ないと思います。 位置関係はこちらのほうがエア抜きしやすそう(笑) また、シュー調整は両者とも自動式なので、装着後サイドブレーキ数十回、引く⇒戻すを繰り返せば本来はピッタリの位置まで来るはずです。ただし、シリンダ交換になるとサイドのロッド(ホーシングと平行に伸びているヤツ)とピンで嵌るシリンダ側のレバーの位置が微妙にずれるので、ロッド調整が必要かもしれません。重要なのは、サイドを完全に戻した状態で、ロッドとレバーの穴が一致する(ピンが引っ掛からずに入る)事です。サイドを完全に戻しているのにピンが引っ掛かる(シリンダのレバーを少しこじらないと入らない)場合は、どこかが突っ張っている可能性大です。もしこれだと、シュー調整が途中で利かなくなります。 今度時間のある時にでも確認してみてください。 この部品番号で少し調べたら、1個で16,700円となっていました。230用は製廃直前(多分2005年頃?)は5,000円前後だったと思いますので、随分値が上がりました。アフター品だと左右セットで2万円くらいで入手できそうです。 それにしても、これは良いですね。私も検討したいと思います。うちの2台は片方(DX)だけ7/8インチ、もう片方(GX)は3/4インチのままなので、統一したいなとも思っていました。 そして佐藤さん、本投稿は保存版にさせていただいてよろしいでしょうか? 投稿コーナーで閲覧できるようにしたいと思っています。 よろしくお願いします。 |
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良い感じですね投稿者:ながた 投稿日:2020年 6月 5日(金)20時16分9秒 210-194-196-249.rev.home.ne.jp |
佐藤さん>ご報告ありがとうございます。これで大丈夫そうですね。E50用は1997年の立ち上がりから2001年6月生産までの車両に適用のようです。ここまではトキコ製のシリンダで、翌月から内径は同サイズながら曙製に変わっています。 ピストンが少し短いのは、もともと両押しのシリンダだから、シリンダ自体が浅いからだと思います。しかし、全長が同じなので、ダストカバー部の収まる位置が少し深そうですが、特段問題なさそうに見えます。 ちなみに、この時のE50のカップ単品の純正部品番号(PITWORK部番)は「AY260-NT006」で、230用で7/8インチシリンダ装着車のカップと同一部番になります。 一方ダストカバーはE50は「44124-08G10」、230(73年7月以降)は「44124-h4110」で繋がっていません。ピストンに嵌る部分の厚みが違う様な気がします。 大変参考になりました。で、ちょっと質問です。 ・ このピストンが合いそうと思った根拠みたいなのは何でしょうか? ・ 装着して乗ってみましたか? よろしくお願いします。 |
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<<管理人より>>
2020年5〜6月の掲示板投稿記事より抜粋しました。230、330のリヤブレーキホイールシリンダは純正品が生産中止(製廃)となっていて、入手できません。そこでS30用の部品を装着してみたら問題なく使えたというのが本投稿です。結果を要約すると下記。
シリンダにダメージが大きく交換せざるを得ない場合は、この手法が適用できるのではないかと思います。また、シリンダ内径が、この代用品だと7/8インチですが、リヤABSの無いディスクブレーキ車(セダン&HTのデラックス以上とワゴン)は元々これよりも小さいタイプ(3/4、13/16インチ)を使っているので、7/8インチ化はブレーキ強化にもなります。 佐藤さん、情報提供をいただきありがとうございました。 |
Re: それは新発見ですね
投稿者:佐藤 投稿日:2020年 5月30日(土)19時17分52秒 KD106130040047.au-net.ne.jp投稿コーナーへの掲載もちろんOKでございます。
クリアランスを手動で調整したのは数十回のサイドブレーキレバー操作が億劫だったからでした(汗 一応サイドブレーキフリー状態でのシリンダのレバーの戻り、ピンの抵抗を確認してあります。これで多分自動調整も効いてると思うのですが…
ところで作業中に撮影し掲載させていただいた写真は左側だけでしたが、右側は中古品の中の状態があまりにも悪かったので安価なアフター品を取り寄せて対応しております。ところがこのアフター品ですが、見えない所にあるピストンとカップが純正とは互換性のない得体の知れないものが使われており、これでは後々のメンテナンスで困るので純正カップが使えるピストンに入れ替えるべく手配をしておりますが、このシリンダ純正ピストン「44108-E8710」は単品での販売は廃止の様子です…とりあえず同一カップが使用できる代替ピストンを模索しており、手始めに2001年頃まで採用されていた「44108-N4611」を取り寄せて到着待ちでございます。また進展がございましたらば報告させていただきますので、宜しくお願い致します。