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230型 セドリック / グロリアを中心に車両不具合相談を受け付けます。トラブル体験談やクルマ以外の書き込みもお気軽にどうぞ。
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社外のラジキャップは品番が古すぎて検索できませんでした。純正と言われるほうは部番が判ればベストですが、恐らくラベルの文言からサブタンク付き用かなと思います(裏面のバルブを見比べると判るかもしれません)。 サブタンクは、走行して完全暖機後の水位、エンジンを停止して4〜5時間経過後(ほぼ常温時)の水位で比較したいです。中途半端だと判りにくいかもしれません。 水温計指針が4割、というのは、真ん中より、針1〜2本分くらい「C」側だと思うのですが、まぁ、これでも良いので安定してからアイドリング10分放置でどうでしょうかね? ただ、現状で常にラジキャップの口元までラジエータ水位があるなら、それだけの情報でもきちんと呼吸できているのではないかと推測します。呼吸できていないならアッパータンクの半分あたりの水位のハズです。 念のため、B110に本来適用するラジキャップ部番を書いておきます。 この部番のどれかだと逆にサブタンクを付けてもダメだ、という意味です。 21430-10600 21430-U0100 21430-M0200 21430-89900 21430-89901 21430-89902 最後にサーモの話です、おっしゃる通り、これの不具合時は水温が上がらない傾向があります。理論上のオーバーヒートの不具合原因で、真っ先にサーモスタットが挙がってしまいますが、私もこれが原因でオーバーヒートに出くわしたことがありません。大抵、暖機時間がかかり過ぎる(つまり開きっぱなし)か、水温が低めで安定する(開き過ぎ)のどちらかです。 |
車両型式 B110 年式 昭和45年10月 エンジン型式 A12 ミッション種類 4速フロアMT ボディータイプ 4ドアセダン 詳しい説明ありがとうございます。 画像は上が納車時付いていた社外品ラジキャップ、下が納車後すぐ交換した純正品です。 ラジキャップに「冷却液は補助タンクで点検」と書かれているので、サブタンクの水位を@始動前、A暖気後、B冷えてから点検しましたがほとんど変わりませんでした。 接続チューブには緑色のLLCが流れた形跡がありました。(ラジエター液は満タン) 暖気後の水温計の指針は4割程で低いです。 これが影響しているのでしょうか。 (B110 3台、430 2台 計40万km乗った経験からサーモスタットが原因で水温が上がらない事が多々ありました。) お返事はお仕事が一段落した週末で結構です。 rajikyatupu.JPG/1565KB |
サブタンクの水位はエンジンを掛ける前を基準に ・水温上昇と共に水位が数センチ上がり安定 ・エンジンを停止し冷えてくると、始動前の水位に戻る という動きをして、ラジキャップを外すと口まで水位がある状態であれば、普通のサブタンク付きと同じ挙動ですので、問題ないです。 サブタンク無し用のラジキャップだと、暖機状態から停止し水温が冷えたときにサブタンクの水を吸い上げられないかもしれません。となると悪影響は無いですが、サブタンクを付けた意味が無くなってしまいます。 なお、サブタンク無し車ではラジエータ内の水位は、口元から少し下がったところであれば、それ以上は殆ど減らないので、逆に補充はしないほうが良いと思います(LLCがどんどん薄くなる)。 |
もう一点おたずねします。 50年前B110サニーに乗っていた時、ラジエーターサブタンクないためかラジエター液が減るので、水を補充していました。 2009年に現車を購入した時、解体屋が近くに無いのでラジエーターサブタンクを自作し取り付けました。 その後は循環しているためか補充はしませんが、何か悪影響ありませんか。 1711415565.jpg/3417KB |
さてバッテリー上りの救援手順は、確かに一番最後が被救援車側のエンジン本体アースかボディーアースで、バッテリーマイナスではありません。これは引火による爆発を回避するためです。 バッテリーは充電中、特に充電満了状態では水素と酸素のガスが発生します。 また最後の接続の際、多かれ少なかれ火花が出ます。救援車、被救援車間の電位差が大きいときは大きめの火花が出る可能性があります。更には誤接続してしまった場合はショート状態となる事もあり、アーク溶接並みの火花が出る事もあります。 こんな場面がマイナス端子部で発生すると、最悪はガスに引火して爆発します。これを回避するため、少し離れた金属部でアースを取るようにしているのです。 メンテナンスフリーバッテリーなんかではあまりガスは発生しないのでリスクは少ないと思いますし、バッテリーを上げた被救援車側であれば充電が完了している救援車側よりガス発生自体も少ない可能性もあります。なので、マイナス端子につないでも問題ないケースも多いかとは思いますが、安全を考慮してこのようなやり方となっています。 |
ながたさんのメンテ、レストア、投稿者の記事を自分の車のような感覚で拝見しております。 バッテリーがあがった車をブースターケーブルで始動するとき、マイナスケーブルをトラブル車側へ接なぐには バッテリーでなくボディー、エンジンなどに接なぐ様にバッテリーの取説に書かれています。 その理由はなぜでしょうか。 |
C) 前期キャブを載せたとの事なので、前期のマニホールド画像を添付しました。これの赤丸3か所にもパーツクリーナを吹きかけて同じテストをしてください。 ここはいずれも盲栓ですが、腐食等でエア吸いが無いとも言えませんので念のため。 マニやキャブのガスケット抜け程度なら漏れは軽微なので、そう大きな不具合には至らないと思います。それ以外のどこかが盛大に(?)破損や外れが生じているのではないかと思うのですがどうでしょうかね。。。 1711266539.jpg/161KB |
エンジンを始動して暖機後、アイドル状態で以下のチェックをします。 A) マスターバックへ向かうバキュームホースをプライヤ等で挟み、閉塞状態にさせたときにエンジンの挙動は変化するか? B) エアクリのケースを外して、キャブ本体の側面にパーツクリーナを吹きかけてみる。この時、キャブの吸気口(チョークバルブがあるところなど)は避けて側面の部品の継ぎ目等に吹きかける、また下図の孔の中にノズルを吹きかけてみる。この時、エンジン挙動に変化があるか? 「エンジン挙動に変化があるか?」の部分は、回転が安定する、逆に不安定になる、回転が上がる、下がる、どれでも結構です。吹きかけた時だけ変調があるかどうかです。本来は全く変化しません。少しでも変化があるならNGで、余分にエアを吸っています。 1711266085.jpg/147KB |
本件の考え方と問診を改めで書きます。 【考え方その1】 故障診断の一般的な考え方は当サイトの「ウンチク資料集」⇒「7.故障診断手順と考え方」に記載があります。まずはそこを一読いただくのが良いかと思います。 何が言いたいかというと、「ここかな?」という推測だけで作業してはダメ、ってことです。「あ・・・こりゃだめだ」という確証が得られるまで、確認を進めることです。 確証がないのに盲滅法に清掃や部品交換をしても直りません。 【問診】 下記、番号ごとにご回答ください。 @先日の私のレス(No.376)で、「こんな症状は無いでしょうか?」につづいて3点ほど書きましたが、心当たりはありますか? ないorあるorわからない(未確認)のどれでしょうか? Aプライマリメインジェットの入口の孔の部分を確認した結果、異物は見えなかった、で良いですか? 念のため、当方所有の部品の画像を貼っておきます。 メインジェットが詰まっているときは、目視で確認可能です。逆に無ければメインジェットの可能性は消えます。もともと内部の汚れが多いならともかく、下手に掃除すると他の異物を入れてしまう可能性もありますので、要らん事はしないほうが良いです。 B「ウルトラのシリコンパワー」という記述がありますが、プラグコードの事でしたっけ? C書き込みNo.375で「アイドルアジャストスクリューをかなり濃い方向に回さないとマトモに走らない」という記述がありますが、本来、スクリューを目いっぱい締め込んだ位置から3回転戻し付近がベストアイドルです。不具合前はこの近辺だったハズですが、そこからだいたいどれだけ戻していますか? Dエンジンの始動性はどうでしょうか? 冷機、暖機それぞれ。(私の予想はさほど悪くない、です) Eアイドルが不安定のようですが、アイドルアジャストスクリューを戻し気味にした以外に、スロットルアジャストスクリューは弄って(多分締め込んで?)いますか? また、現在の暖機後アイドル回転数は如何ほどでしょうか? F書き込みNo.375で「点火系も特に問題はなく」とありますが、この根拠を教えてください。 G点火系の確認用に以下のツール2点は所有されているか、教えてください。 サーキットテスタ(一般的ので結構です)、タイミングライト H点火系はポイント式orセミトラ式orフルトラ式orCDI等、どれに該当しますか? Iキャブ換装直後は調子よかったようですが、不調になる直前に何か作業をしていませんか? 例えば燃料フィルタを交換したとか、キャブのどこかを弄ったとか・・・ また、不調になる直前の運転状況とか覚えていますか? 不調になり始めた直前〜直後の出来事を教えてください。 【考え方その2】 アイドルアジャストスクリューをかなり緩めないとまともに走らない、という事なので、空燃比不良を優先して考えていました。点火がダメな時は、これを弄っても変化はないハズです。 空燃比不良なら、燃料が出てこないか空気を必要以上に吸っている(バキューム漏れ)のいずれかです。前者はメインジェットが濃厚ですが、そうでなければ後者=バキューム漏れを疑います。 バキューム漏れの「シュー」音が以前より目立たないか?も意識したほうが良さそうです。 試しにブレーキマスタバックやエアコン系統のバキュームホースを全部塞いでみてください。変化ないか?です。 あと、点火は除外できるかハッキリさせたいので、上記問診結果次第で点検方法を書きます。 少々長くなりましたが、まずは点火かキャブはそれ以外か、は絞り込みたいですね。 1710674891.jpg/310KB |
やっとこさ時間が出来たのでジェット掃除+全体的にキャブ掃除もしましたが症状は改善しませんでした。キャブが原因じゃなさそうだとするとやはり点火系でしょうか…。いつの時代のか分からないウルトラのシリコンパワーが付いてるので、もしかしたらコイツが悪さをしてるのかもしれません。 |