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230型 セドリック / グロリアを中心に車両不具合相談を受け付けます。トラブル体験談やクルマ以外の書き込みもお気軽にどうぞ。
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ご挨拶が遅くなり申し訳ありませんが、今年もよろしくお願いいたします。 コンプレッサーは当初は修理が厳しい型と言われてましたが、無事に修理されてきました。ガス漏れと異音の症状が出ていたみたいでして… 今年の夏はガン冷えを期待しています(笑) 寒暖差が激しいですけど体調管理にはお気を付けて、車検整備頑張ってください。 |
パワステのパワーシリンダブッシュが製廃になって久しいのですが、今回の点検でクラックが入っていたので交換です。 場所の画像は載せておきます。4つの画像左上の赤丸部。部品番号は49558-E0100または49558-P0121。 これはサイズの近いフロントショックアブソーバの上側に着くブッシュで、部品番号56127-50000で代用します。大きな違いは内径で、φ10mm⇒φ12に広げます。ゴム部品の加工は弾力があって結構やりにくいので、凍らすと良いらしいです。でも今回は常温で(笑) 外した部品も並べてみました。良く調べたら外した部品も、15年前に同じ加工で組んだものでした。 20240211.jpg/1163KB |
車両からラジエータを降ろし、サンダで塗装を剥がすと、補修部位のハンダクラックによるものと判明(画像左上赤丸部)。このラジエータは15年以上前に部品取り車のものをラジエータ屋に持ち込みコア増ししたものですが、その時に「穴空きがあったので修理した」と言われたのを思い出しました。銅板でパッチを作りハンダで固定したようです。 修理部周辺をサンポールで酸洗い後、クラック部分にハンダを盛っていきます。コテは80Wを使いました。盛った後はサンドペーパーで、凸凹を均します(画像右上)。画像の状態から盛りが足りない感じがしたので、この後、更に盛っています。 最後に黒塗装(画像左下)。 車両に装着しラジエータ圧力テスタで加圧テスト。88kPaで数十分放置。漏れ無しなのでOKとしました。 コア部分の穴あきは修理不能な場合が多いと思いますが、上下のタンク部はパッチをあててハンダ接着+盛りで何とか直せます。基本的には車両から外す必要があります。また、アッパタンク等で見えやすいところは車載状態でも可ですが、水は抜いて作業します。水があるとハンダコテの熱がすぐ冷えてハンダが溶けません。 ちなみに画像右下に写っているS字のアッパホースは今回交換した汎用のホース。ピッタリでした。 リフレッシュ工事はもう少し続きます。週一で2〜3時間程度なので、進捗は牛歩(苦笑) 20240105.jpg/343KB |
装着する車両のほうは、右側は汎用マウント(車両用ではない)をすでに装着して長期実験中なので、左側で試します。 画像を4枚を並べました。左上は完成時のもの。これに至るまで、現品を見ながら検討です。 画像右上は取り出した旧部品(右側)と真上から比べたもの。サスメンバに固定する2つのボルト穴とエンジンブラケットと繋がるスタッドボルトのオフセット量が近いほうが良いと思い、このように並べてみたのですが、ゴムが破断したときのためのストッパが逆になってしまいます。また周囲の寸法的にも入らないことが判り、結局クラコン用は画像の逆にしました。オフセットのプラマイが逆になるので良いのか??というところ。でも結果的には大丈夫でした。 画面左下はボルト穴のピッチに関する話。ボルト穴中心間距離が、部品は90mmでしたが、車両側は93mmです。よって少し穴を広げないとなりません。 また画像はすでに削除加工済みですが、スタットボルトの脇にあった位置決め用(?)のピンがありました。ピンを残してブラケット側の穴を開けなおすか、ピンを削除するか・・・後者が楽なのでそちらを採用。 画像右下は参考までに部番情報。クラコン用ですが、ハイエース用でも画像を見る感じでは行けそうな気もします。 という事でうまく載りました。日産からは製廃で日産他車用は少々難しそうです。今回はトヨタの部品ですが、皮肉にも小加工で装着できました。純正品は5600円くらいですが、社外品もあってこちらは2500円前後で購入可です。 202401002.jpg/193KB |
当サイトもいよいよ25年目に入ります。更新頻度だけでなく、イベント参加等旧車活動自体がかなり減ってはいますが、細々と続けたいと思います。 さて昨年10月あたりから自宅ドック入り状態の230GXですが、大晦日にラジエータロアタンクからの水漏れ痕を発見、この場所特定のために実施した加圧テストでは、サーモハウジングガスケットからの水漏れも確認できたため、急遽これらの修理を始めたところです。 いずれも致命的ではない(と思う)のが幸いで、車検整備も含めて進める予定です。 20240101.jpg/164KB |
前回も書いたように、今まで自宅でミッションを載せる時は、車両の下に仰向けになり、いったん自分の腹にミッションを載せて後は腕力+脚力のみのいわゆる「腹ジャッキ」でやっていました。しかし「もう無理だ」と思い、ジャッキのアタッチメントを自作して簡易ミッションジャッキを使って載せました。アタッチメント自作についてはググると色々出てきます。それを真似したのが添付画像上段。左右のL字アングルは50cm。左右のアングルを渡す梁部分に使った板ステー4本は少々強度不足でしたので、次回使う時はL字アングルを2本追加しようと思います。と言っても次の出番は何年後か・・・ あと、今回は床下関連のいろいろ細かい作業をしていますが、ナット、ワッシャ類、一部の汎用ボルトは極力新品交換しています。ボルトナットなんてホームセンターで買えばいい・・・ いえいえ拘ると意外と入手しずらく、簡単ではありません。 まずはサイズ。二面幅(工具サイズ)は昔の自動車用はネジ径の割に1〜2サイズ小さいものが使われます。今のクルマ用はISO規格の絡みでまた二面サイズが少し異なります。 次にネジサイズ。230はミリサイズですが、M10、M12は細目ネジが殆どです。両者ともピッチ1.25mmでM8と同じピッチ。細目はあまり売っていないこともあり、うっかり並目を買ってしまうと、径は合っていてもピッチ1.5とか1.75なので使えません。 そしてメッキ仕様。黄色(金色)っぽい仕上がりのクロメートメッキが本来です。一方ホームセンターでよく見かけるのは銀色でユニクロメッキと呼ばれるもの。防錆効果はクロメート>ユニクロなので、クロメートメッキ仕上げを選びたいです。でもなかなか売っていません。これはクロメートメッキは毒性の高い六価クロムを使う関係上、規制が厳しくなり近年はかなり少なくなっています。代替品として同等の防錆効果の三価クロメートを見かけるようになりましたが、白っぽいし艶は無いし、気が付くとクロメートを探してしまいます。 添付画像下段はクロメート、ユニクロの比較。左がクロメート、右がユニクロ。最近はユニクロメッキで妥協することが多くなりました。 あとボルトは強度表示があるものは同等のものを使う必要があります。ボルトの頭に「4」「7」のマークがあるものは強度区分の標記なので、同じマークのものを調達します。 という事でこれで本年の書き込みは最後とします。掲示板では故障診断だけでなく、こちらも新しい情報を仕入れることができ、皆さまには感謝しております。 来年もよろしくお願いします。 ようさん>今年もお世話になりました。コンプは修理中なのですか?うちのもそろそろヘタリが目立つようになりました(一応効くが低回転時がイマイチ)。 また来年もお気軽に書き込んでみてください。 20231230.jpg/231KB |
ご無沙汰しております。 今年もあと数日になりましたが、お世話になりました!こちらの掲示板でお世話になっております皆様も含めまして、日頃より感謝しております。 お陰様で230は大きなトラブルもなく、元気にドライブに付き合ってくれてます。なお、クーラーのコンプレッサーが修理になってしまいまして…来年の夏は窓全閉でドライブ出来たら良いなと思ってます。 リフレッシュ作業がとても大変そうで、楽しそうですね! お身体には気を付けて、良いお年をお迎えください。 |
・クランクリヤオイルシール交換(強化品) ・フライホイール表面修正(炭化した感じの油脂付着?) ・クラッチディスク交換(社外アイシン製) ・クラッチカバー交換(2年前にDXから外したL26用を再使用) ・レリーズベアリング交換 ・ミッションフロントオイルシール交換 ・ミッションメンバーサビ修理 などなど。 2年前にグリーンのDXでやったメニューとほぼ同じです。 いままでミッション装着は自分の人力のみ(いわゆる腹ジャッキ(笑))でやっていましたが、いよいよ辛く感じるようになったので、フロアジャッキに装着するアタッチメントを自作、簡易ミッションジャッキにて装着しました。とはいえそれでも翌日は筋肉痛で首が回らなくなりました(苦笑) 引き続き他の部位もリフレッシュするため、もうしばらくウマに載ったままです。 FIJIIさん>最近のクルマは診断機の依存度が高いので、仕方ないですね。二十数年前、「今後はパソコンをいじれないとクルマの整備も出来なくなるよ」なんて言っていたのですが、まさにその通りになってしまいました。 車検はそうです、2台同時です。有給休暇を取って1ラウンドと3ラウンドで受けるのが通例になってます。移動が片道1h強(しかも上道)なので、少々面倒ですね〜〜 20231216.jpeg/211KB |
うちも家族の車が3月に車検なのですが、ディーラーに出しています。 メーターに表示される点検を促すメッセージが消せない事が主な理由です。 エンジンオイルの交換も測定器を接続しないとエラーが出るみたいなので、やる気が起きません。(笑) ながたさんの3月の車検は同日に2台でしたね。 検査よりも移動の方が大変と思いますが、気を付けて行って下さい。 ジャダーでは無いですが、昔、2速だけが入りにくい車(中古の初代FFファミリア)のクラッチ、クラッチカバー、 ベアリングをセットで交換した事が有り、結果、改善された事が有りました。(ミッション本体は何もしていません) その時は、2速のシンクロがクラッチの切れの悪さに負けていたものと考えました。 クラッチカバーは、見た目では判りませんが歪んでくるといろいろ悪さをするみたいですね。 宜しくお願いします。 以上 |
今後、突然書き込み機能停止等あるかもしれませんのでご了承ください。 FUJIIさん>書き込みありがとうございます。注射器使うのも良いですね。バイク整備でよく聞くような気がします。ワンウェイバルブと同等の機能があるので一人でできますね。 ユーザー車検、私は次の3月に二台やる予定です。ともに52年目に入るところです。妻用の軽自動車も1月に車検ですが、こちらはディーラーで。お金が掛かります・・・ 230はざっと点検した感じでは特段異常個所はないものの、黒GXのクラッチジャダーが悪化しているので、ミッションを降ろして修理中です。 クラッチディスクの厚みは十分(7万キロ乗って0.5mmも減ってない)なものの、恐らくカバーが新車時のものから換えていないのが原因か?などと考えています。 |