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230型 セドリック / グロリアを中心に車両不具合相談を受け付けます。トラブル体験談やクルマ以外の書き込みもお気軽にどうぞ。
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異音が2種類のようなので、以下の仮説が立てられます。 @最初にベアリングの摩耗でガタが発生した(リングギヤ側かピニオン側かは不明) Aファイナルギヤ(リング/ピニオン)のどちらかが、ガタが発生したベアリングの分だけ位置がずれるようになった Bギヤがずれたため、歯当たりが変わった この仮説で行けば主原因がベアリングで、歯当たり不良は二次的な不具合です。 使用過程で歯当たりだけが変わるのは考えにくく、ベアリング摩耗が最初にあったとすれば比較的自然な成り行きと思えます。 そして一回唸るクセが付くと完治しない場合が多かったと記憶しています(やや自信なし)。よってデフ交換が妥当です。 ドラシャと書かれたところはペラシャでしょうか? ドライブシャフトはH系デフの車両にはありません。プロペラシャフト(ミッション側)かアクスルシャフト(車軸)です。 ペラシャで4mmは微妙なラインのような気がします。正常でも案外結構回っちゃいますよ。なのでまぁ、参考程度でもよいかと思います。異音が出る時点でNGですので。 ただ気を付けたいのは、アクスルシャフトのベアリング(リヤのホイールベアリング)摩耗の音じゃないか?です。 この場合は唸り音併発はあり得ない(ギヤはないから)ので大丈夫かとは思いますが。 「HF46」はエンジンルームにあるアルミのプレートが「モデルナンバープレート」と呼びますがそこに記載がある情報ですね。「HF46」を言い方を変えると デフ型式:H190A、ファイナルギヤ比:4.625(歯数37:8) という仕様になります。 H190Aではこのギヤ比はやや少数派です。6気筒2000ccのノンターボのガソリンエンジンでこの組み合わせが多いです。Y30だとVG20E、Y31だとH190Aは営業車仕様になるので、VG20P、RB20P搭載車です。 数だけ見るとY31タクシーが多いですが、4発のNA20Pは結構ギヤ比が高くて4.111、3.889が一般的で、急登坂仕様車が4.375です。 やむなく変更するなら4.375までかなと思います。もちろんメーターギヤは要変更です(ぶっちゃけ変えなくてもメーターは遅い側に5%くらいしか狂わないかもしれませんが)。 一方、1世代前の「H190」にする場合、確かコンパニオンフランジの形状が違ったらこれを変更するだけで装着は可能だと思います。 H190の4.625(HE46)のほうが見つかりやすいと思います。230前期の途中〜430中期以前のセドグロで、エンジンはL20かL20E。230ド前期と130はインチサイズなので避けたほうが良いです。 |
レスありがとうございます。一つ一つ片づけていきます。シフトUPギクシャクがなりをひそめている間に、デフのうなりについて考えていきます。確かに最初はモーター音のような音から高速になるにつれてゴーとなっていきます。見解からいくとギアの歯あたりとベアリングの併発かもですね。 先日のドラシャを回しての歯あたり(バックラッシュ)の確認では歯のあたり音の間は3ミリから4ミリ程度回ったような気がします。これはどう見てもクリアランスが大きいような気がするのですが・・・。 で、ASSY交換はいずれにしても中古パーツ捜索ですがぼちぼちオークションには出るようです。(状態は賭けになりまが・・。)HF46ですね? |
で、ATの件、まず最初のギクシャク感はD1〜D2速間だけでしたっけ? 私はそこまでの認識はなかった(つまりD4速まで出ると思っていた)のですが、どうでしょうか。特に40〜60km/hの定速巡行がロックアップの出番が多いので、もう少し走ってみてどうか、です。 次に停車時のショックです。止まる直前に「コキン」みたいな音がリヤから聞こえて、ショックもあるのだと思います。デフのバックラッシュが正常でもショックがあるハズなので、デフじゃないような気もします。 一応、デフのバックラッシュについて書きます。 ガタが起き得る部位は3つです。画像も貼っておきます。 @ファイナルギヤ(図の38100): バックラッシュ基準値⇒0.13〜0.18mm Aサイドギヤ(図の38423)とピニオンメイト(38425):サイドギヤ背面クリアランス基準値⇒0.2mm以下 Bサイドギヤとアクスルシャフトのスプライン部:基準値は無し どれも分解しないと判りません。Bは基準がないので、何ともです。サイドブレーキを掛けた状態でコンパニオンフランジ(38210)を回転方向に回した時のガタは上記@〜Bの合算(ギヤ比の増幅分込み)です。 多分数ミリあるハズですが、ここに基準値は無いので、他車と比較するしかないと思います。 そして唸り音との関係。唸り音はモーターサイレンのような「ウ〜」「クゥ〜」「クォ〜」のような感じの音が出ます。もし濁った感じの「ガー」「ゴー」ならベアリングなので違います。また駆動力(アクセルの踏み加減)で音色が変わることが多いです。とくに加速中は音が出やすいです。 これを踏まえて今回はどうかを再確認してみてください。 あとは90〜120km/hまでは音が出ないのは、周囲の騒音にかき消されるからだと思いますので、音自体は出ているような気がします(あくまでも気)。 デフから唸り音が出る場合は、主原因はファイナルギヤの歯当たり不良です。バックラッシュというより、双方ギヤの歯が真ん中同士で当たらなければならないのが、縁で当たると唸り音の原因となります。これがバックラッシュ過大になったときにズレたのならバックラッシュ音とともに唸り音も増えることになります。 Hシリーズのデフはバックラッシュ、歯当たり調整が全部シムで行うため、相当テクニックが要ります。上記Aは比較的簡単なのですが、ファイナルギヤが絡むとかなり難しいです。 デフから唸り音が出るのが間違いないならASSY交換したいですね。ギヤ比が合うなら430後期以降ならY31(タクシー系)まで該当します。 H190A.png/KB |
主な機能は下記です。 ・画像ファイルアップ機能がありますが、1つのみです(従来は3つ) ・MP4形式の動画をアップ可能にしました(従来はamc,3gp,3g2) ・画像タグが使用可能です ・広告は無し 今後ともよろしくお願いします。 |
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