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230型 セドリック / グロリアを中心に車両不具合相談を受け付けます。トラブル体験談やクルマ以外の書き込みもお気軽にどうぞ。
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後期は、外気導入切り替えはワイヤー式からバキューム式に変更されています。 1656081966.jpg/1837KB |
突然の問い合わせにも関わらず、早々にご回答頂き有難うございます。 ホイールシリンダは、摺動部は大丈夫なのですね。適切なカップが見つかると良いですね。 エアコンの件、やはり、冷凍サイクルが濃厚ですよね。 明日は、ダメ元でその他の部分の動作を確認するつもりです。(ヒータコックの動きも含め) 取り付けたのが、恐らく電装屋さんでは無く修理工場と思いますので ・エキパンの機能チェック ・リキッドタンクは新しいものを付けたか ・配管の清掃 ・コンプレッサー(中古?新品?)のシャフトシールの状態 など、気になるところ満載です・・・。(どれも自分には確認できない項目) 参考に、ケンメリ後期(C111)用のエキパンは、調整可能なタイプです(写真)。 ストレーナは、エキパンの直前では無く、エンジンルーム内の接続部に有りました。 前期は判りません。 また、後期は、外気導入切り替えはワイヤー式からバキューム式に変更されています。 写真は、後期用の予備部品です。 明日は、NAPSキャブ仕様の方も来られる予定ですので。こちらも現車をしっかり見て 整備書をコピーする予定です。 宜しくお願いします。 以上 1656081823.jpg/1549KB |
ホイールシリンダのほうは、外観の傷が増えましたが、肝心なところは無傷なので、予備としては問題なさそうです。それにしてもオーバーサイズのピストンカップを入れるなんて、思いもよりませんでした(笑) さてエアコンの件、冷凍サイクルが怪しいです。ガス量やコンプも視野に入れておく必要がありそうです。 幾つか考えられることを書きます。 【低圧配管が少し冷たい程度】 この場合は、エバポがホントに冷えていないのだと思います。私も一瞬、フラップ開閉不良で風の経路がマズイのかと思いましたが、仮にそうなっても、本来低圧配管はギンギンに冷えます。逆に風が当たらないと、凍結するほどです。 高圧配管のコンプ〜コンデンサ間のパイプが触れない程(50℃〜)熱く、低圧配管のエバポ〜コンプ間のパイプは結露でビショビショになるくらい(5℃以下)冷えていないとダメです。こうなっていないなら冷凍サイクルに問題があります。 【エキパン開きすぎ??】 開き過ぎになるのは大抵、 ・最初から調整ができていない(調整できるタイプ限定) ・内部のスプリングが酷く衰損している というのが原因です。弁を閉じる方向に押しているスプリングと、開き側に押すダイヤフラムと押し合いながら釣り合ったところが弁の決定開度です。調整はこのスプリング底部にあるスクリューが上下することでスプリングのテンションが変えられる(締め込むと閉じ気味になる)ようになっています。 ケンメリで昨年エアコンを取り付けたとなると、何でしょうか? 純正中古移植? 汎用新品? この辺の情報も本件は推測するのに必要となってきますが、新品部品で組んだのなら、可能性はかなり低そうです。中古の場合はスプリングがサビサビで衰損している可能性は考えられます。 しかし、スプリング衰損程度で全く効かなくなるほどになるのかは疑問です。原因である可能性は低いかなと思います。 【エキパン詰まり?】 冷え具合とリキタンサイトグラスの泡の流動だけだと何ともです。エキパンが詰まるということは、リキタン内部の乾燥剤が劣化で崩壊して回ってきているケースが多いです。リキタンが中古だった場合は、少しあり得ます。 ちなみに230のエアコンはエキパンの入口に金属メッシュのフィルタが付いていて、古い純正リキタンとの組み合わせ時は良く詰まりました。これは当時整備をやられていた方々でも有名なお話です。330になるとこのフィルタがリキタン出口に移りました。整備性の観点から変更になったと思われます。 もう一つ、弁が全閉して開かなくなるトラブルもあります。ただこの状態だと全く冷媒が流れないのでサイトグラスの気泡の動きは見えないハズ。今回のケースでは除外してよいかとは思います。原因は感温筒のガス漏れ(通常のフロンガスとは別に封入されていて、補充は不可)でダイヤフラムが凹んだまま全く弁を押せなくなっている状態になります。修理方法はエキパンASSY交換しかありません。 以上から、原因は冷凍サイクルのようなので、圧力測定は必要です。診断を進めるならゲーマニの出番だと思います。 昨年は冷えたのならガスが減って(少し漏れて)少ないだけだと思いたいし、一番怪しいと感じますがどうでしょうか。 |
NAPSキャブ仕様の件、その後特に連絡は無いようですが、セッティングは大丈夫でしょうかね? 日産のメカニックの方でも仕様書が無いと調整値が分からないような箇所が有ると聞いていますので 気になっているのですが・・・。 ホイールシリンダの件、大変でしたね。シリンダ本体の程度が良いのに残念ですね。 本題です、エアコンの診断についてアドバイスを頂きたくお願いします。 現車は、48年式C110(ケンメリ前期)です。(知人の車体です) 昨年取り付けてもらい、それなりに冷気は出ていたそうですが、今年は全く効いていません。(1℃も下がっていない感じ) 私も先日、10分程度現車を拝見しました。 状態は、 冷房ONでマグネットクラッチON、(シャフトもしっかり回ってます)レシーバーのサイトグラスは、多すぎないと思われる程度の泡の動きが確認されました。 しかし、エバポレータから戻りの低圧配管はほんの少し冷えている程度です。 この場合、考えられる主な原因は膨張弁の開き過ぎでしょうか?それとも、逆に詰まりでしょうか?(情報が少なく済みません) @昨年は、それなりに冷えていた。 A現在冷媒は有る程度入っていると思われる。 B現在、吹き出し温度は1℃も下がっていない感じ。 これらより、冷凍回路(膨張弁)の急激な不調方向への変化よりも、Bより、冷気の通路が遮断されているのではないかと考えました。 (ケンメリの空調流路は、外気導入の場合、エバポレータ部の空気は遮断され、内気循環の場合のみ、エバポレータ部の空気が取り込まれ、冷房になる構造になっています。) 現在、外気導入切り替えフラップのレバーは、冷房の場合、内気循環の位置(冷気が流れ込む位置)になっているそうです。 レバーは正常な位置なので、中のフラップが外れて外気導入になってしまっている事は考えにくいと思いますが、今度の土曜日(25日)に、もう一度拝見する事になりました。 マニホールドゲージを持っている訳では有りませんので、冷凍回路の正確な診断は出来ませんが、それ以外で確認出来るところは一通り確認しようと思っています。 突然の連絡で、申し訳ありませんが、よろしくお願いします。 どこかが外れているだけとかなら良いですが、原因が見つからなければ、電装屋さんに診てもらうように伝えています。 |
昨年230GXのリヤブレーキのホイールシリンダをS30フェアレディZの社外品を装着しました。ほぼポンで付くのは良いのですが、カップ(の特に内径)が特殊サイズでメンテ時に部品取得に難儀するため、純正カップが装着できる純正品ピストンを探していました。あいにく近年ピストンの製廃が大量にあり、適合品だけでなく流用できそうな類似形状の部品も日産ではことごとく製廃。 やむなく中古を探していました。S30純正シリンダの出物があり、あまり使いこんでなさそうなのを発見、「ピストンが両方とも固着しています。外せる方どうぞ。」の説明。 安価だったので(と言っても競ってしまった)落札。現物が届きました。 確かにガッチリ固着してます。テコの原理で抉ってもダメ、試しに捩じってもダメ。動きません。前所有者でもかなり頑張った跡があります。CRC-556をたっぷりかけて1週間放置⇒変化なし。引っ張り出すのはやりにくいので、試しにプラハンで叩いてみたがビクともせず、かなり強情。⇒バイスで圧縮すると動いた⇒固着は解けたハズだが抜けない⇒常温では抜けないと判断、温め作戦に変更。バーナーが故障していたので、300Wハンダコテで十分加熱後、抉ってようやく抜けました。 抜け始めたときの手応えから、サビ等が原因の単なるピストン〜シリンダ間の固着ではなく、カップが酷く干渉している感じがします。ピストン、カップをよく見ると・・・・カップがデカイ・・・ そりゃ固着しますわナ。。。 添付画像の下のカップ4個は、左側2個が摘出したもの、右側2個が手持ちの新品。 シリンダ内径と手持ちの新品カップは7/8インチ。明らかにカップが1サイズデカイです。ということは摘出したカップは1インチ。 グリスをたっぷり塗れば入ってしまうかもしれませんが、すぐ作動不良を起こすはず。このシリンダは摺動部の摩耗が非常に少なく、程度はよさげなのですが、この摘出作業でやや残念な状態に。 まぁ、しかし機能的には影響なく使えそうです。少なくともピストンは行けるので、次回カップ交換時の候補とする予定です。その前に社外ピストンに合うサイズのカップを見つけたいとも思っています(サイズは測り忘れた・・・)。 20220619.jpg/605KB |
下地はサビがあるとブツブツになってしまいますね。これはクロームメッキでもそうですが。ピカールで最後磨いたんですか。私はそこまでやりませんでした(笑) エンジンが降ろせるガレージなんて羨ましいです。ウチではできそうにないので小手先だけですがチマチマやっていく予定です。 |
ヘッドライトのハウジングの樹脂製のナットは細心の注意をはらい外して再利用です。 クロメートメッキは永田さんもおっしゃる通り下地処理が肝ですね。自分も800番〜1000番で仕上げた後、ピカールフィニッシュです(笑) 私事ですが、5年ほど前に念願のガレージを建てその際エンジンを降ろしエンジンの仕上げ及びエンジンルーム内のディティーリングを施しました。 エンジンについてはW/Pプーリー他フーエルデリバリーパイプ等のクロメート、ブロックは亀有エンジンワークスから出ている日産エンジンブルー(スプレー)仕上げです。自分の場合クランクプーリーもアイドラプーリーもすべて同色に塗っちゃいました。 DSC_0145.JPG/308KB |
TVの件は、230で白レザーとグリーンメタの組み合わせでバレバレですね(笑) 個人的にはこのクルマを所有するようになってから同じ色の組み合わせの車両に出くわしたことがありません。西川きよし師匠がコレだったとは知りませんでした。そのほかはジュリーもこの組み合わせの230セダンGXに乗られていた時期があったようです。 さてクロメートメッキですが、何年も前から出そう出そうで年月が経っていました(苦笑) 30年くらい前は結構金色に塗ってましたけど、クロメートの再メッキをすると格段に見栄えが良くなりますね。六価クロメートは防錆特性は良好でも環境に良くないので、やっていただけるところは減っていくと思います。 次回は私もライトハウジングを出したいと思っていたところです。光軸調整はテスター屋か指定工場に依頼しなければなりませんね。 ところで光軸調整用のスクリューが嵌る白い樹脂製のナット側ですが、どうされましたか? 再使用? 新品はドンピシャのがもう無いようで、他車用で幾つか出るのがあるようですが。。。 |
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先日「おぎやはぎの愛車遍歴」でご愛車拝見しました。やはりすぐにわかりますね。車の特徴もさることながら、雰囲気が長く乗られているなってのがにじみ出ていました。 さて、久しぶりにお邪魔したらクロメートメッキの記事を発見しましたが、私も5年ほど前に千葉の古くからの友人(笑)の仲介でエンジンルームjの小物中心にメッキを施しました。小物はリレーハウジングから大物はヘッドライトハウジングまで施工しましたが、やはりエンジンルームの雰囲気は激変しますね。 28543623_2184957516_241large.jpg/49KB |